竹原市
穏やかな瀬戸内の気候の中にあり、江戸時代へタイムスリップしたかのような街並みが今も残っています。小京都の中でも特に見応えのあるのが安芸の小京都と言われるこの竹原市です。京都・下鴨神社の荘園があった京都縁の地であり、川の名前も加茂川と、京都の影響を色濃く受けていることをうかがわせます。
江戸時代には塩田と酒造により栄えた町民文化の町で、江戸後期から明治初期にかけて造られた家々が、今も当時の姿で町並みとして保存されており、かなりの長さがあるため贅沢な散策になるでしょう。この街並みは長さは、江戸時代に塩田開発で栄えたことを今に伝える歴史の証人t言えます。中でも、大小路、板屋小路、本通り北の町屋の美しさはため息が出るほど。
また、少し高い場所にあるのが、長生寺、西方寺で、こちらからの眺めも素晴らしく訪れる人の心を捉えます。
これだけの町並を保存して維持するのはここの居住する方にとっては制限が多く、大変な苦労があると思われますが、そのおかげで素晴らしい風情に包まれながら通りを歩くことができる素晴らしい街です。特に竹原格子と呼ばれる狭く密になった形の美しさは、一軒一軒に意匠や工夫が凝らされているので、注意して歩いてみるといいでしょう。
竹原出身の頼山陽(らいさんよう)は竹原儒学の祖で、幕末の尊王攘夷思想に影響を与えた人物であり、学問の世界でも町民が中心であったというのが一つの特徴です。
小京都の中でも、おすすめ度はベスト3に入ると言われる程の街です。
広島県の小京都・竹原市の観光ポイント
- 「女性に人気」の観光地
- 名刹の「お寺」がある
- 京都ゆかりの「寺院」がある
- 京都の影響を受けた伝統の「お祭り」が今も続く
- 江戸時代からの「豪商の面影」を見ることができる
- 町人文化が息づく
地域情報
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