倉吉市
奈良時代には伯耆国分寺や国庁が置かれていた歴史のある倉吉は、南北朝、室町期を通じて城下町として栄え、江戸時代になると商業の町となった。ただ、お城は、江戸幕府初期に定められた一国一城令により廃止になっている。
室町期創建の長谷寺から玉川沿いに並ぶ江戸期の商家の街並みや白壁と黒い焼杉の土蔵群、古い蔵を改造してつくられた「赤瓦」が雰囲気のある通りを作っている。
最近では、工場跡地に「倉吉パークスクエア」がオープンし、中でも「鳥取二十世紀梨記念館」が人気を集めている。鳥取は梨が、特に二十世紀梨が特産なのだ。
廃線となった倉吉線の跡地には「緑の彫刻プロムナード」として彫刻が作られ、小さいながらも倉吉鉄道記念館が途中にある。(現在の最寄駅は倉吉駅だが、市内中心部までは距離がある)
市内を一望できる打吹公園は室町時代はお城のあった場所だが、平成十六年に開園百周年を迎える。
はこた人形は、江戸時代から伝わる張り子の人形で、工房では制作過程を見学することも出来る。
公衆トイレの整備にも力を入れていることでも有名で、凝ったデザイントイレが幾つもあった。
なお、滝沢馬琴の南総里見八犬伝のモデルと伝えられる里見安房守忠義と八人の家臣の墓所も市内の大岳院にある。
鳥取県の小京都・倉吉市の観光ポイント
- 「桜の名所」がある
- 名刹の「お寺」がある
- 江戸時代からの「蔵」が現存している
- 江戸時代からの「豪商の面影」を見ることができる
- 町人文化が息づく
地域情報
倉吉の名産品・お土産お取り寄せ
[rakuten]iimonotottori:10000300[/rakuten]
[rakuten]aikuru:10088931[/rakuten]