湯河原町
神奈川県第二の温泉郷(一番は箱根。ちなみにお隣の温海は静岡県になる)として栄える観光の町。首都圏からも近いため、温泉を求めて多くの観光客が訪れる。温泉の歴史は、奈良時代の万葉集にも湯河原温泉が歌われていることからかなり古く、鎌倉時代の源氏軍から日清戦争、日露戦争まで、常に負傷した兵士の治療の場でもあった歴史がある。矢で負傷した「たぬき」が温泉を発見したという伝説もあるため(湯河原駅の中にはたぬきの像もある)怪我の治療の場のようなイメージがあるが、戦後は新婚旅行の地となった時代もあった。
多くの文豪や画家が湯河原に逗留したため、それに関連の作品を残しており資料も多い。
文化14年(1817年)光格天皇による院政が開かれたときに、京都仙洞(せんとう)御所の州浜(すはま)に吉浜海岸(現在は湯河原海岸と呼ばれているが、町名には吉浜の名前が残っている)の石が献上された。この石は、なんと石一個が米一升と同等に交換されていたことから、「一升石」と呼ばれて、京都へは2千俵もの石が運ばれたといわれている。これが小京都の由来だが、全国小京都会議で小京都に認定されたことを記念して、駅前にポケットパークが作られている。
神奈川県の小京都・湯河原町の観光ポイント
- 名刹の「お寺」がある
- 町人文化が息づく
地域情報
湯河原の名産品・お土産お取り寄せ
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