城端町
「じょうはな」と読む。
五箇山の山すそに栄えたお寺と、華麗な曳山を持った町だ。戦国時代には一向一揆の北陸の拠点として織田信長を苦しめたこともある。やがて江戸時代になると、絹の生産により町は賑わうようになる。
城端神明宮の春季祭礼である曳山祭は三百年前から続くもので、「江戸」らしい屋台が練り歩く。お祭りでは平家の落人が唄い踊ったのが始まりと伝えられる「城端むぎや節」もある。
城端は、坂の町でもあり、それぞれの坂に名前がある。「ぼたもち坂」「地獄谷の坂」「兵舎の坂」、「御坊坂」といった具合だ。
一番の見所になる城端別院善徳寺は、1559年に蓮如上人が城端へ移住してきたことによる。築五百年を越える建物で、随所に各時代の特徴を持った建築様式を見ることができる。同じ敷地の中には宝物館もあって見学で可能だ。
水量の豊かな城端を歩くと、幾つもの水車と出会う。それもからくりなどの手の込んだものが多く、「水車ウォッチングロード」と呼ばれる道は不思議な散歩道となる。道路沿いの水路の上に趣向を凝らした水車が点在する。交通安全などのテーマを持ったものある。また、個人宅でのかなり凝った水車が玄関先にあったりする。
高岡から各駅停車の列車に揺られて降りた城端駅は、冬には雪深い終着駅でもある。
また、城端には水芭蕉の生息地として有名な「縄ヶ池」もある。
富山県の小京都・城端町の観光ポイント
- 名刹の「お寺」がある
- 京都の影響を受けた伝統の「お祭り」が今も続く
地域情報
城端の名産品・お土産お取り寄せ
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